03 Oct 2004 Sun
マイクロチップのページを少し更新UPし直した。更新作業しながら何故日本ではマイクロチップが普及しないのだろうと不思議だった。良く聞く話が、マイクロチップを挿入しても、それを読み取るスキャナを持っている機関やVetが非常に少ない、 である。確かにせっかく挿入しても、マイクロチップを入れてる事、またそれを読み取るリーダーがなければ現時点ではあまり役に立たないかもしれない。マイクロチップが日本で普及しない大きな理由の一つに、異物を体に入れるのは可哀想、挿入する時に痛そう --- これを良く耳にする。可哀想? 痛そう? ぜんぜんそんなことはない。うちの連中は、挿入してる最中、何も感じていなかったようだ。マイクロチップの大きさたるや、米粒大。異物とも言えない異物だ。
愛犬が足を骨折して、金属のプレートを補強の為に入れ、ボルトで止められる事がある。骨折の治療の為にしかたがないことだ。それを仕方ないと受け止められるのであれば、米粒大の異物など無きに等しいのに...。
私は日本人だがそういった心情的な可哀想といった気持ちはまったく理解できないのだ。可哀想... どこの誰の犬かわからないで路頭に迷って家に何日も何週間も帰れない、悪くすればシェルターや保健所で安楽死という無駄死にさせられるのといったいどっちが可哀想やら...。
マイクロチップは たとえて言うならば、4情報(氏名、生年月日、性別、住所)と住民票コード等により、全国共通の本人確認を可能とする住基システムと同じようなものだと思う。 日本でも一日でも早く普及し、家に帰れず、おなかを空かせて彷徨っている可哀想な犬たちが一頭でも減ることを願う。

| Setsuko | 11:04 | comments (x) | trackback (x) | K9 Health 健康関連 |