02 Oct 2004 Sat
毎年のワクチン、弱毒性にせよ、不活性タイプにせよ、なるべくなら余計な多種のワクチンを愛犬にさせたくないというのが私の本音である。 今春はタイターテストと言う、ワクチン体内抗体値を調べるテストをしてもらい、その結果、まだ抗体値が十分高いので今年は必要ないと判断され、ワクチンを打ってもらわなかった。Rabis (狂犬病)ワクチン、これは法律で3年ごとと決められている。 その他、ジステンパー、パルボ等もここアメリカでは法律では3年ごとが義務付けられているので毎年する必要はないのである。 たとえば犬のトレーニングやクラスに参加する際にワクチン証明書が必要になる場合がある。 その際には、タイターテストの結果(Vetのサイン入り)を見せればいい訳であるから、ワクチンを今年パスしたからと言ってなんら心配することはないのだ。まだ体内に十分な抗体が残存しているのであれば追加のワクチンは当然必要ないのだ。 かえって犬たちの体に負担が
かかるばかりだし、固体によってはアナフィラキシーショックに陥る可能性を高めるだけだと思う。
タイターテストを受け、今年はDHPCC(混合ワクチン)がまだ必要ないと判明し、余計なワクチンを受けずに済んだ事に
私は大変満足している。
日本語のサイトでタイターについてどう書かれてあるか、現状はどうか検索してみたが、運悪く見つけられなかったのでこちらの英語サイトを簡単に訳してみた。
■ホリスティックな健康管理方法: タイターテストとは?
Vetから今年の予防接種のお知らせが来た時、Dr.に 自分の犬は本当に又、予防接種が必要なのかどうかを聞いてみるのはいい考えだと思います。毎年の予防接種が伝染病の発生率を下げるのに大変役立っているのは言うまでもありません。ほとんどの場合、ジステンパーやパルボウイルス等の発生はかなり過去のものとなっていますから、飼い主は本当に予防接種が必要なのかどうかたずねる必要があるのです。
(中略)
ならば、どうやって今年の予防接種をどうするか、を決定できるのでしょう?Vaccine Titers (ワクチンタイター=ワクチンの体内残存率及び、抗体値)を毎年チェックしてもらうことです。これは血液検査により体内の伝染病に対する抗体値を調べるものです。一般的に、タイター値が1:128かそれ以上の数値を示せば、まだワクチン効果がペットの体内に十分残存しておりさらなる追加のワクチンは必要ないだろうと判断されるわけです。逆に言えば、その数値より低ければ、抗体値が減少しているので追加のワクチンが今年は必要と言うことになります。
このタイターテストはどこのVetでも頼めば簡単に行ってくれます。このテストを毎年、かかりつけのVetと相談することによって、本当に必要なワクチンはどれか、平均的に見て、1年に必ずしも一回 −− というのではなく、その固体、固体で適切な判断をしてもらえるわけです。
このタイターテストを受けないと言う判断を下す飼い主には色々な理由があるでしょうが、多くは、かかりつけのVetにワクチンは毎年必要であると勧められたケースでしょう。 こういったVetはタイターテストによるペットのワクチン効果の状態を判断決定することが出来ないVetたちでしょう。
■原文のサイトhttp://www.ighawaii.com/naturally/newsletter/dogvaccination.html

コメント
Post a comment
この記事のトラックバックURL
http://www.marohina.fromc.com/blognplus/tb.php?8
トラックバック